2008-01-01から1年間の記事一覧
ここ数年のコンテンツビジネスでは、インターネットでの配信というウィンドウができたことで、逆転とまでは行かなくとも従来とは異なるウィンドウ戦略へと移行しつつある。
アニメDVDの販売数を増やすことを考えるときに、その方向性は二つにわけることができる。 『ドルアーガの塔』では話題性を得るために集客力アップを選択したよ、という話。
4/15の『クローズアップ現代』を見て。
ドラゴンボールは、完結してから10年が断ったにもかかわらずこの数年間で非常に大きな収益をあげた。
3月末頃にあったニュースのメモ。 ソニー・ピクチャーズも日本でアニメを製作するという話。
パチンコ・パチスロの景品でDVD-BOXとか置くと売れたりするんだろうか?という話。
またまたGDHのプレスリリースに関するニュースについて。 前々回の日本での放送日ネット配信、前回の放送日海外同時配信に続いて、今度は海外での寄付金制度の導入というニュース。
GONZOブランドのアニメを展開するGDHが、日本での放送当日国内ネット配信に加えて、海外へ向けても当日配信を行うという話。
図解入門業界研究最新映画産業の動向とカラクリがよ~くわかる本 (How‐nual Industry Trend Guide Book)作者: 中村恵二,有地智枝子出版社/メーカー: 秀和システム発売日: 2007/10/31メディア: 単行本購入: 6人 クリック: 34回この商品を含むブログ (5件) を見…
アニメに社会主義的な制度を取り入れようというエントリについて考えてみた。
GDHのプレスリリースより。 4月から放送の『ドルアーガの塔』をテレビとネットで同時に提供するという話。
ディズニーが、日本市場をターゲットとして、made in Japanのアニメを製作するというニュース。
製作委員会の存続期間は、著作権が存在するかぎりなのかな?という話。
前回のエントリについて、いくつか貴重なコメントをいただいた。 アニメにおけるパチンコライセンスの収入 - Obra de Sobra よしなしごと 基本的には、ライセンスの料率がおかしいよ的なつっこみで、他に情報を見つけられなかった身としては非常にありがたい…
パチンコ台が1台35万円から40万円くらいして、そのライセンスフィーが7%程度入ってくるらしいという話。
河野 太郎衆議院議員のblogで、テレビ局が支払っている電波利用料が公開された。 引用先では、営業収益(売上高といったほうがわかりやすいかも)を用いている。 キー局の営業利益率はだいたい10%弱くらいなので、利益を考えるときは一桁落としてみるとよい…
映画館大賞というのが作られるらしい。 どうせなら、ただ賞をつくるだけでなく、そこからのビジネス面での連動が行われるといいなあという話。
アニメ『true tears』 TVアニメ「true tears」公式サイト最近になって溜めてたのを何話か眺めているのだけれど。 背景で歩いてる人たちがCGっぽい。 自分でも、なんでそんな風に感じるのかよくわからないけれど。 何かが違うような気がする。 もしかしたら、…
ライブ・エンタテインメントの収益源は主として4つあるらしい。 チケット収入 スポンサー収入(主催・共催、協賛企業からのスポンサー料) マーチャンダイジング(アーティストグッズの販売) テレビなどのメディア放送権料
昨年12月のGDH International代表のインタビューを訳してみた。 http://animeanime.jp/biz/archives/2007/12/20052007dvd.html においてリンクされている元記事で長くて読むのが大変なのだけれど、非常に興味深い内容だった。 特に質問2、質問3に対する答え…
ぴあ株式会社 2006年のライブ・エンタテインメント5ジャンルの市場規模は1兆1,405億円と推計されます。2001年以降1兆1,000億円台をほぼ横這いで推移しており、2006年は対前年比3.2%の増加となりました。ジャンル別に2006年の特徴をみていくと、市場規模につ…
著作権の目的は商業芸術文化の維持発展で、その手段としてコピーの禁止や無許諾アップロードの禁止などがある。そして、手段は唯一のものではなく、もっとうまくいく代替的方法が存在するかも知れないんだよねと言う話。
動画共有サイトのアニメを見る人がフリーライドする対象(権利・利益)は、「テレビでアニメを見る」権利ではなく、DVD購入・有料配信などの方法でしか得られない「いつでも何度でもアニメを見られる」権利に対してだいう話。
テレビ番組のDVD テレビ番組のDVDを売ろうと考えたときに、真っ先に候補に挙がるのはプライムタイムの番組だろう。特に、時事を扱い旬の短いバラエティ番組ではなく、一つの作品として捉えられるテレビドラマのDVD-BOX。 もともと視聴率10−20%を稼ぐ全国放…
同じ映画業界にありながらも、配給会社と映画館の利害は対立することがある。 もちろん、映画がヒットすること自体はどちらもが歓迎をするところだ。 ただし、同じヒットといっても意味合いが違う。 配給会社は全映画館での売上に興味があるのに対して、映画…
続編の増加 深夜アニメでも、続編が多くなってきた。 競争が激化する中で、すでに実績があり確実な売上が見込めることが製作を後押しする主要因だろう。 また、2クール一度に作るよりも1クール作って様子を見て、人気が出るようであれば2期目を製作すると行…
ビッグ・ピクチャー―ハリウッドを動かす金と権力の新論理作者: エドワード・J.エプスタイン,Edward Jay Epstein,塩谷紘出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2006/01/01メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 21回この商品を含むブログ (22件) を見るTYOの勢いは…
コンテンツ製作で不思議なところとして、プロジェクトの収支が平均的に赤字であったとしても、出資企業がなくならないということがある。 これは、コンテンツ製作プロジェクトそのものが赤字だったとしても、個々の出資者にとっては黒字となるためだ。 映画…
NHKの朝のニュースにて。 最近人気の旭山動物園。 今年は、入園者数300万人(大人料金580円・中学生以下無料)で年間収入が400億円。 年間支出は、設備投資関連支出(借入金返済?)が多額で18億円。 差引き4億円のマイナスなんだとか。 ニュースでは市から…
それぞれのコンテンツについて産業全体の平均利益率を上げるための方法は二つある。 一つは、全ての作品について少しずつ利益率を上げるという方向性。 一つは、大ヒット作品の利益率をさらにアップさせ平均を押し上げるという方向性。