安倍首相辞任でアニメ・マンガ関連株上昇

安倍首相辞任でアニメ企業の株価上昇 「ローゼン麻生」に期待か - ITmedia NEWS

安倍首相辞任でアニメ企業の株価上昇 「ローゼン麻生」に期待か


萌え銘柄ブーム再来か。安倍首相の辞任表明後、ブロッコリー幻冬舎など、アニメ・漫画関連銘柄の株価が急上昇。「ローゼン麻生」こと麻生幹事長が次期首相に就任し、コンテンツ振興が進むのでは──やや早すぎる思惑のようだ。
2007年09月12日 17時04分 更新


 9月12日の東京株式市場では、アニメ製作会社やコミック関連出版社などの銘柄が一様に値を上げた。安倍晋三首相の辞任表明を受け、漫画好きと言われる麻生太郎自民幹事長が次期首相に就任するのではとの見方から、コンテンツ振興が進むという気の早い思惑で買われたらしい。


 アニメ関連では、GDHが3900円高(+8.21%)の5万1400円、プロダクション・アイジーが5400円高(+5.84%)の9万7900円、マーベラスエンターテイメントが1500円高(+4.27%)の3万5100円、バンダイビジュアルが9000円高(+4.21%)の22万3000円など、軒並み高い。


 漫画雑誌を発行するマッグガーデンは1000円高(+2.17%)の4万7000円、麻生幹事長が読んでいたのを目撃されたという「ローゼンメイデン」の単行本を発行する幻冬舎も1万2000円高(+3.91%)の31万9000円。


 マーケットメイク銘柄のため、値幅制限のないブロッコリーは65円高(+70.65%)の157円に高騰、この日の全銘柄中の値上がり率トップに。値上がり率ランキング上位には、ガンホーオンラインエンターテイメントやコーエーネット、ウィーヴ、まんだらけなど、アニメやゲームに関連した銘柄が目立つ。


 各銘柄のそれぞれ日中の値動きを見ると、安倍首相の辞任表明が伝えられた後場に入って一様に上げている。日経平均株価後場に入り急騰したが、政局の混乱への懸念から、終値では80円安(0.50%)の1万5797円に反落した。


久々にニュースで笑った。
たまに、こういうなごむニュースがあるのも良い。


2,3年前は過剰な期待で株価が上昇していたこともあって、ここのところ下降線を描きっぱなし。
プロダクションアイジーGDHGONZO)、マーベラスなどは純資産倍率が2倍を切るなど、簿外のフィルムライブラリーを考えると割安と思えるほど。
ただ、現状は、多数のアニメが製作されることで市場全体は成長しているものの、一作品ごとの収益性が悪化したため企業としての収益性も悪化している。アニメの乱造が収まるめどはなく、新たな収益源の開拓もできていないことから赤字がつづく可能性が高いなど、収益性の観点から株価が低迷している。