紅白と年末格闘技

晦日に高視聴率を稼ぐ紅白歌合戦と格闘技(K-1)が、それぞれ話題になっています。

紅白歌合戦の裸ボディースーツ

産経ニュース
DJ OZMAのパフォーマンスで、ダンサーが裸に見えるボディースーツを身につけ、それが1分以上放送されたというものです。
放送中に苦情が殺到し、番組内で裸ではなくボディースーツだったと釈明。翌日以降に、NHK側はこのようなパフォーマンスがあるとは知らなかったと述べているようです。

年末格闘技

http://d.hatena.ne.jp/tragedy/20070101
TBSで放送されたK-1 Dynamiteのメインとなる試合で疑惑の判定が起きたそうです。
秋山選手vs桜庭選手の試合で、秋山選手の足がヌルヌルした状態になっていたというものです。それに気づいた桜庭選手のレフェリーへの要求も突っぱねられ、試合終了後もボディチェックが行われないなど、大会組織側も関わっての不正である可能性が高いようです。

雑感

紅白では、落ちてきた人気を挽回しようとした結果、大半の人に嫌悪感を抱かせる下品な若者向けパフォーマンスが行われました。
格闘技は、真剣勝負なのに裏で描かれたシナリオ通りに進むエンターテインメントスポーツと化しました。
それぞれ40%、20%という高視聴率を稼ぐような番組が、最近のテレビが向かう先を象徴しているように思われます。